2005年05月25日
リナックス(Linux)であることのメリット
ザウルスのOS(基本ソフト)がリナックスであることのメリットにはどんなことがあるでしょうか。
1. 潜在的なソフト開発者が多いのでソフトも増えやすい
シャープ独自のOS用のソフト開発者より、全世界で利用されているリナックスのソフト開発者の方が圧倒的に多いと思われます。
実際、海外でザウルス用のソフトがかなり作成されてます(ほとんど英語ですが)。
ただ、海外で作成されたソフトを日本語化することができる(ライセンス的にそういうことができる)場合が多いので、日本語じゃないと困る人にもメリットとなります。そういう例としては、IQNote や ZiciZ などがあります。
2. リナックスのソフトで使えるものがある
どんなものがあるかと言えば、一番すぐザウルスで動きそうなのは、サーバ用ソフトです。
ウェブサーバのApacheや、データベースサーバのMySQLなど、たくさんの種類のサーバがあります。これらは、ザウルス用にコンパイルすれば動きますし、コンパイル済みのパッケージがすでに存在します。
もともと、リナックスはサーバ分野で実績のあるOSですので、ほとんどのサーバは動作することになります(ただし、パソコン用のものとはCPUが違うので、そのままでは動きません。ザウルス用にコンパイルし直す必要があります。コンパイルするためには、ソースコードが必要ですので、ソースコードが入手できないものはザウルスで動かすことはできないでしょう)。
ザウルスでのデータベース構築のように実際にMySQLをザウルスで使っているという方もいます。
3. ユーザがOSを勝手に改良することができる
これは、リナックスのライセンスがGPLというライセンスだからです。
GPLというライセンスだからソースコードが入手できますし、変更したものを配布できます。だから、スペシャルカーネルなんてものが作れるわけです。OSがWindowsだったらありえません。
4. メーカーがサポートしていないパソコンとの連携がしやすい
シャープはWindowsとの連携しかサポートしていないわけですが、現状、Macやリナックス・パソコンとの連携もできないことはありません。これは、ザウルスがリナックスであり、リナックス上で動くオープンソースのソフトを多く使っていることが影響しています。
5. リナックスユーザにはわかりやすい
これはたんに慣れともいえますが、リナックスを知っていれば、よりいろいろなことができ、さらにザウルスを楽しめるかも知れません。
むろん、ザウルスはPDAとして使えるように、パソコンでのリナックスとは見た目が全然違います。リナックスを全く知らなくても使えるようにできていますので、リナックスだから難しそうというのは誤った先入観です。
6. リナックスの学習ができる
リナックスを学習してみたい人にとっては、とっかかりとなるかも知れません。サーバはかなり動きますので、サーバ構築をすることもできます。開発環境もありますので、ソフトをコンパイルしたりすることも可能です。
と、これくらいでしょうか。
目次
・そもそもザウルス(Zaurus)って?
・そもそもSLザウルスって?
・SLザウルス発売の歴史
・なぜリナックス(Linux)なのか?
1. 潜在的なソフト開発者が多いのでソフトも増えやすい
シャープ独自のOS用のソフト開発者より、全世界で利用されているリナックスのソフト開発者の方が圧倒的に多いと思われます。
実際、海外でザウルス用のソフトがかなり作成されてます(ほとんど英語ですが)。
ただ、海外で作成されたソフトを日本語化することができる(ライセンス的にそういうことができる)場合が多いので、日本語じゃないと困る人にもメリットとなります。そういう例としては、IQNote や ZiciZ などがあります。
2. リナックスのソフトで使えるものがある
どんなものがあるかと言えば、一番すぐザウルスで動きそうなのは、サーバ用ソフトです。
ウェブサーバのApacheや、データベースサーバのMySQLなど、たくさんの種類のサーバがあります。これらは、ザウルス用にコンパイルすれば動きますし、コンパイル済みのパッケージがすでに存在します。
もともと、リナックスはサーバ分野で実績のあるOSですので、ほとんどのサーバは動作することになります(ただし、パソコン用のものとはCPUが違うので、そのままでは動きません。ザウルス用にコンパイルし直す必要があります。コンパイルするためには、ソースコードが必要ですので、ソースコードが入手できないものはザウルスで動かすことはできないでしょう)。
ザウルスでのデータベース構築のように実際にMySQLをザウルスで使っているという方もいます。
3. ユーザがOSを勝手に改良することができる
これは、リナックスのライセンスがGPLというライセンスだからです。
GPLというライセンスだからソースコードが入手できますし、変更したものを配布できます。だから、スペシャルカーネルなんてものが作れるわけです。OSがWindowsだったらありえません。
4. メーカーがサポートしていないパソコンとの連携がしやすい
シャープはWindowsとの連携しかサポートしていないわけですが、現状、Macやリナックス・パソコンとの連携もできないことはありません。これは、ザウルスがリナックスであり、リナックス上で動くオープンソースのソフトを多く使っていることが影響しています。
5. リナックスユーザにはわかりやすい
これはたんに慣れともいえますが、リナックスを知っていれば、よりいろいろなことができ、さらにザウルスを楽しめるかも知れません。
むろん、ザウルスはPDAとして使えるように、パソコンでのリナックスとは見た目が全然違います。リナックスを全く知らなくても使えるようにできていますので、リナックスだから難しそうというのは誤った先入観です。
6. リナックスの学習ができる
リナックスを学習してみたい人にとっては、とっかかりとなるかも知れません。サーバはかなり動きますので、サーバ構築をすることもできます。開発環境もありますので、ソフトをコンパイルしたりすることも可能です。
と、これくらいでしょうか。
目次
・そもそもザウルス(Zaurus)って?
・そもそもSLザウルスって?
・SLザウルス発売の歴史
・なぜリナックス(Linux)なのか?
2005年04月27日
なぜリナックス(Linux)なのか?
ザウルス(Zaurus)のOS(基本ソフト)がリナックスに変わった理由については、以下の記事が参考になります。
Linuxを採用し、ザウルスは世界征服を狙う
SLザウルス以前の独自OSでは、「世界のザウルス」になるのは難しいということで、「世界のザウルスにする」ためリナックスが選ばれたということらしいです。
「世界征服」への道はまだ遠い状況ですが、シャープのそういう思惑は別にしても、リナックスになったことで、ユーザにとっても色々なメリットが生じたことは事実です。
次回は、リナックスのメリットについて考えたいと思います。
目次
そもそもザウルス(Zaurus)って?
そもそもSLザウルスって?
SLザウルス発売の歴史
Linuxを採用し、ザウルスは世界征服を狙う
SLザウルス以前の独自OSでは、「世界のザウルス」になるのは難しいということで、「世界のザウルスにする」ためリナックスが選ばれたということらしいです。
「世界征服」への道はまだ遠い状況ですが、シャープのそういう思惑は別にしても、リナックスになったことで、ユーザにとっても色々なメリットが生じたことは事実です。
次回は、リナックスのメリットについて考えたいと思います。
目次
そもそもザウルス(Zaurus)って?
そもそもSLザウルスって?
SLザウルス発売の歴史
2005年04月23日
SLザウルス発売の歴史
日本でのSLザウルスの発表・発売の歴史を拾ってみました。
2002/06/24(月) SL-A300発表
2002/08/08(木) SL-A300発売
2002/11/12(火) SL-B500,SL-C700発表
2002/12/14(土) SL-B500,SL-C700発売
2003/05/16(金) SL-C750,SL-C760発表
2003/05/24(土) SL-C750発売
2003/06/21(土) SL-C760発売
2003/11/12(水) SL-C860発表
2003/11/27(木) SL-C860発売
2004/10/15(金) SL-C3000発表
2004/11/10(水) SL-C3000発売
2005/03/11(金) SL-C1000発表
2005/03/18(金) SL-C1000発売
今まで、ザウルスは、基本的にボーナス時期に新機種が発売されていました。
3月にザウルスが発売されたのは、SL-C1000が初めてなのです。
2005/06/07(火) SL-C3100発表
2005/06/24(金) SL-C3100発売
2006/03/07(火) SL-C3200発表
2006/03/17(金) SL-C3200発売
目次
そもそもザウルス(Zaurus)って?
そもそもSLザウルスって?
2002/06/24(月) SL-A300発表
2002/08/08(木) SL-A300発売
2002/11/12(火) SL-B500,SL-C700発表
2002/12/14(土) SL-B500,SL-C700発売
2003/05/16(金) SL-C750,SL-C760発表
2003/05/24(土) SL-C750発売
2003/06/21(土) SL-C760発売
2003/11/12(水) SL-C860発表
2003/11/27(木) SL-C860発売
2004/10/15(金) SL-C3000発表
2004/11/10(水) SL-C3000発売
2005/03/11(金) SL-C1000発表
2005/03/18(金) SL-C1000発売
今まで、ザウルスは、基本的にボーナス時期に新機種が発売されていました。
3月にザウルスが発売されたのは、SL-C1000が初めてなのです。
2005/06/07(火) SL-C3100発表
2005/06/24(金) SL-C3100発売
2006/03/07(火) SL-C3200発表
2006/03/17(金) SL-C3200発売
目次
そもそもザウルス(Zaurus)って?
そもそもSLザウルスって?
2005年04月18日
そもそもSLザウルスって?
SLザウルス(Zaurus)は、シャープが 2002年に発表・発売したOS(基本ソフト)にリナックス(Linux)を採用したザウルスです。
SL とは、SHARP Linux の略らしいです。
それ以前のザウルスは、シャープの独自OSが搭載されていましたが、SLザウルスでは、独自路線を変更し、オープンソースの OS であるリナックス(Linux)を採用したわけです。
リナックス(Linux)とはいえ、パソコンで使われるものとは見た目(GUI)が異なり、リナックス(Linux)なんて使ったことないという人でも使えるような PDA になっています(完成度は別にして)。まあ、そうでないと PDA としては売れません。(笑)
最初の機種である SL-A300 から、いくつかの機種が発売されていますが、少しずつ中のソフトも改良されています。
現在、主流の VGA(640x480)の画面のモデルは、
SL-C700 -> SL-C760/SL-C750 -> SL-C860 -> SL-C3000 -> SL-C1000
の順で発売されています。
SL とは、SHARP Linux の略らしいです。
それ以前のザウルスは、シャープの独自OSが搭載されていましたが、SLザウルスでは、独自路線を変更し、オープンソースの OS であるリナックス(Linux)を採用したわけです。
リナックス(Linux)とはいえ、パソコンで使われるものとは見た目(GUI)が異なり、リナックス(Linux)なんて使ったことないという人でも使えるような PDA になっています(完成度は別にして)。まあ、そうでないと PDA としては売れません。(笑)
最初の機種である SL-A300 から、いくつかの機種が発売されていますが、少しずつ中のソフトも改良されています。
現在、主流の VGA(640x480)の画面のモデルは、
SL-C700 -> SL-C760/SL-C750 -> SL-C860 -> SL-C3000 -> SL-C1000
の順で発売されています。
2005年04月12日
そもそもザウルス(Zaurus)って?
シャープが1993年に発売した電子手帳がザウルスの起源です。
1993年ということで、あの Palm よりも古いんですね。いわば、日本の伝統です。(違)
とはいえ、
PIザウルス→MIザウルス→eザウルス→SLザウルス
と世代交替を経ています。さらに、SLザウルスから OS がリナックス(Linux)に変更になっており、全く別物ともいえるかと思います。
このブログでは、現行シリーズである「SLザウルス」を扱います。
1993年ということで、あの Palm よりも古いんですね。いわば、日本の伝統です。(違)
とはいえ、
PIザウルス→MIザウルス→eザウルス→SLザウルス
と世代交替を経ています。さらに、SLザウルスから OS がリナックス(Linux)に変更になっており、全く別物ともいえるかと思います。
このブログでは、現行シリーズである「SLザウルス」を扱います。

